2018年失恋恋愛備忘録

2018年の事を振り返ると、まっさきに思い出すのは、1年数ヶ月交際した男性と破局したことである。

しかも元旦に。そりゃあまっさきに思い出すわけだわ。2018年の初日だもの。

 

詳細は省くが、一応それなりに年相応な交際をしたと思う。

何も別れ話をしようと思って元旦に待ち合わせたのではなく、しかし日々少しずつ「この人のこういうところがわたしには耐えがたい」ことが積もりに積もり、ついにその日決壊してしまっただけだ。

ちなみに決定打は「俺、こどもとか嫌いだし結婚しても要らないんだよね」という趣旨の発言だった。

知り合った当初から「子どもを30歳くらいまでには産みたいから、わたしは30歳までに結婚したいと思っている」と何度もわたしが伝えてきたのに、その希望を叶えてあげられない男だと自覚していながら、(あくまでも私の目標ではあるが)婚期直前の20代後半の女の1年数ヶ月を無駄にしやがった。

そのあと男は付け足した。「籍を入れなくてもいいっていうならこどもを産んでも構わないけど」と。

子どもにたいしてまったく責任を持ちたくないというクズ男。

それまで積み上がってきた「耐えがたい事」によって、わたしは既に「この男と一生一緒にやっていくのは難しいかもしれない、たとえ結婚しても不幸になるかもしれない」と思っていたが、もう限界だった。もちろん入籍しなくても構わないわ、それでもあなたの子どもが欲しいわ!と思うほどメロメロに惚れているわけではなかった。当然である。

そしてわたしは、付き合って3ヶ月頃に男のたっての希望により4万円で買わされたTHE KISSのペアリングと、2000円程度の会計に対する支払い、3000円を机の上にばんと置き、とあるチェーンの喫茶店から立ち去った。

自分の分だけでなく男の分を含めた会計を、しかも釣りが出る金額を置いて行ったのは、これで少しでも惨めな気分になればいい、ざまあみろといった気分で。

 

今となっては笑い話なのだが、どうしてあんなに「耐えがたい事」だらけの男だったのに1年以上も恋人関係にあったのだろう。改心してくれると思っていたんだろうか。さっさと見切りをつければ良かった、あるいは操をたてずに。

ちなみに童貞処女同士で交際していたが、男があまりにも性的な情報に疎く、しかもいわゆる粗チンで、一度もセックスには至らなかった。

 

しかし時間は待ってくれない。わたしの目標としている30歳は目前に迫っている。

(ちなみに40歳になっても独身だったらペット可の物件をキャッシュで買うという別の目標もあったので、別に30歳で結婚できなくても絶望はしないと思っていた。猫と犬に囲まれて暮らしたい。)

そこで中学時代からの友人に、気の合いそうな男性がいたら紹介してくれと頼み込んだ。紹介してくれた男性とうまくいかなかったら結婚相談所に行こうと決心して。

そこからはトントン拍子。

 

3月に友人から男性を紹介されLINEでやりとりし、5月に初めて会いその場で交際をスタートすることになり、11月にプロポーズされた。

婚約指輪は年末に受け取りに行く予定で、今は結婚指輪をどこで買うか悩んでいる。

 

早いな。

 

それもこれも元旦に別れたおかげ!ありがとう!

もう顔も結構忘れてしまったし、そんなに恨んでるわけじゃないけど、君の勤めている会社が倒産すればいいのにとか、今でも童貞だったら無様だなあぐらいには思っている。

 

今年は失恋して恋愛してと大忙しだったが、来年は結婚が待っている。忙しくて仕方が無い。